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6月6日「芒種(ぼうしゅ)」のお話

昨日は二十四節気の芒種でした。「芒」はイネ科の植物の穂先にある突起のこと。あのトゲトゲです。「芒種」は、その種を蒔く時期のことを指しています。しかし実際には稲の種を蒔くのはもう少し早い時期で、芒種は田植えの頃を指しています。

現代のように機械に頼ったり、天気を事前に知ることが出来なかった昔は、稲の出来不出来は神様任せでした。田んぼに水を張る時期は、笛や太鼓でお囃子を入れながら、豊作を祈願する田植え神事を行います。

これらの神事は現在もさまざまな形で行われる、日本の伝統文化です。

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